Aaayaの人生はまわり道 ~Life in the UK~

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【イギリス観光】ケンブリッジを散策、おすすめスポットをご紹介

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                                                                           (Photo by Aaaya)

皆さま、こんにちは。

 

今年のイギリスは特別に涼しい夏を迎えており、イギリス人達の文句が止まりません。というのも、冬場は天気も悪く気温も低くなるイギリスでは、イギリス人達の夏に対する思い入れが非常に強いのです。夏のホリデーシーズンともなれば、何としても気候の温暖な美しいビーチリゾートを求めて人々はホリデーに出掛けます。今年はG7の会場にもなったイギリス国内でも人気のビーチリゾートエリア、コーンウォールに人々が殺到しましたね。現在、コーンウォールのニューキー(Newquay)というエリアはイングランドで最もコロナ陽性者数が多いとか...。先日行われた大型野外イベントが影響しているようです。

 

私はオーストラリアからイギリスへ引っ越して間もないので、ヨーロッパ各地へ旅行に行くのを心待ちにしていたのですが、このパンデミックは全ての計画をぶち壊す結果となりました。とはいえ、悲観的になっていても仕方ないので、せっかくの機会にイギリス国内旅行を満喫しようと思っています!

 

というわけで、今回はケンブリッジへ!ケンブリッジといえば、有名大学(カレッジ)がずらりと並ぶ学問の街ですね。話題に出てくるのは、哲学者アイザック・ニュートンや自然科学者チャールズ・ダーウィン、理論物理学者スティーブン・ホーキングなど私でも名前を知っている偉人ばかり。歴史ある美しいカレッジで、彼らは一体どんな学生生活を送っていたのだろう~などと想像と妄想を膨らませながら見学してきました。

 

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 (Photo by Aaaya)

 

今回は皆さまにケンブリッジの魅力をお届けします。

 

 

 

キングスカレッジチャペル (King's College Chapel)

訪問前に調べた口コミでも高評価のこちらのチャペルですが、評価に劣らない素晴らしいチャペルでした。ケンブリッジを訪れる際には是非とも訪れてほしい観光ポイントです!

 

こちらのチャペルはまさにケンブリッジを象徴する建物とされています。キングスカレッジがヘンリー6世によって設立された1441年からわずか5年後に設立が開始され、実に70年近い年月をかけて造られました。世界でもトップクラスの垂直ゴシック建築で、精巧で繊細な扇形の天井とステンドグラスが見どころです。

 

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 (Photo by Aaaya)

 

チャペルを見学したのちは、裏庭のカレッジ内の敷地を散策できます。ケム川沿いを散策しながら、パントというフラットボートが行きかう様子を見ているとなんだか和やかな気持ちになりました。

 

入場料は大人£10、子供(6-17歳)£8ですが、支払う価値があると思います。事前予約が必要になりますので、チケットの事前購入をおすすめします。こちらは人気スポットなので、早い時間の予約の方がいいかもしれません。私は朝10:30入場でしたが、人も多すぎずゆっくり見学できました。午後にパントツアーに参加して川から見えた際には人が多く賑わっていたように思います。

 

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 (Photo by Aaaya)

 

フィッツウィリアムミュージアム (The Fitzwilliam Museum)

ケンブリッジ大学内にある美術館で、美術品やアンティーク作品を見学できます。入場料も無料なので、気軽に楽しめます。予約時間はスロットで決まっており、事前に予約が必要なのでお忘れなく。

 

西洋作品だけでなくアジアの作品も見学することができます。陶器の展示では、中国の作品をはじめ、中には有田焼や伊万里焼のお皿や壺など日本の作品も展示されています。展示作品を見比べていると、イギリス製なのに日本ぽい柄のお皿があったりして、文化が影響しあっていることが窺えました。個人的に印象に残っているのは、篠田桃紅(Toko Shinoda)さんという方の墨絵の作品です。この方、独学で美術を勉強され、ニューヨークでも個展を開くなどとご活躍された後日本へ戻られたそう。2021年3月に107歳でお亡くなりになったそうです。カッコいい人生ですよね~!海外で日本の作品を見るとなんだか嬉しくなります。

 

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 (Photo by Aaaya)

 

ケム川(River Cam) / パントツアー (Punt tour)

カム川はケンブリッジの由来ともなったケンブリッジの象徴的な存在です。ここではパントツアーに参加しましょう!元々は商人たちが商品を運ぶための移動手段として使われていたこのパントボートですが、今ではケンブリッジの人気観光アトラクションになっています。まるでベネチアでゴンドラに乗っているかのような...優雅な気持ちになりますよ~。さすがCam+Bridgeというお名前だけあって、ケンブリッジには現在25の橋が架かっているそうです。

 

個人でボートを借りることもできるのですが、物干し竿のような棒を使ってボートを漕がなくてはならず、これが見かけより難しいので自信がない方はツアーへの参加をお勧めします。実際に竿が泥に埋まって取れなくなっている人や、バランスを崩して川に落下している人を見かけました。(ツアー参加者は笑うわけにもいかず、皆さん笑いをこらえながら失笑でした...) ツアーに参加すると漕ぎ手のお兄さんがケンブリッジにまつわる歴史や小話を披露してくれるので、より一層楽しめます。

 

家族でまったりとボートを楽しむ家族、お友達同士で楽しそうなグループ、イギリス版バチェラーパーティー・ヘンパーティー(独身最後のパーティー)で盛り上がるお姉さんたち。お酒を売りに来るボートまで現れました。とにかく皆さんとっても楽しそうで、この国でコ〇ナウィルスが蔓延していたなんて嘘みたい...。

 

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 (Photo by Aaaya)

 

フィッツビリーズ (Fitzbillies)

お腹が減ったら行列のできる老舗人気カフェ'フィッツビリーズ'で腹ごしらえしましょう。こちらのカフェは2020年で創業100年を迎えた老舗カフェで、一番人気はチェルシーバンだそうです。私はお腹が減っていたのでソーセージロールをいただきました...。ジューシーなソーセージがガッツリ入っていて、ボリューム満点で美味しかったです。イギリス人の旦那も「ソーセージロールはこれくらいしっかり肉が入っているといいね!」と喜んで噛り付いていました。ケンブリッジ市内に2店舗ありますが、Trumpington St.にある元祖の店舗の方が雰囲気がよさそうです。こちらの店舗はイートインとテイクアウェイでお店が分かれているので、持ち帰り希望の方は長蛇の列を避けられます。お腹がすいていたので、お店の写真を取り損ねました...。リンクを貼っておきます。

www.fitzbillies.com

 

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 (Photo by Aaaya)

 

トリニティー (Trinity Restaurant)

ファンシーでお洒落なレストランでお食事をご希望の方におすすめは、レストラン'トリニティー'です。今回、結婚記念日のお祝いも兼ねての旅行だったので、予約の際に軽くその旨を伝えておくと、デザートの際に手書きのメッセージカードを持ってきてくれました!店員さんも皆さん笑顔が素敵で接客もとても丁寧でした。イギリスでこのような丁寧なホスピタリティーを受けられたことに感激です。

 

私は前菜にカニをあしらったタコスとメインにカレイの仲間'Halibut'をいただきました。旦那さんはズッキーニ(イギリスではcourgetteといいます)のスープとウサギのコンフィーを食べました。どのお食事も繊細で丁寧なお味付で美味しかったです。

 

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 (Photo by Aaaya)

www.trinitycambridge.co.uk

 

ケンブリッジはサイクリストフレンドリーな街なので、至る所にレンタサイクルがあります。街はコンパクトですが車で移動するのが不便そうなので、こちらもいいなぁ~と思いました。私は今回利用しませんでしたが、イギリス国内から来ている観光客の方たちもたくさん利用していましたよ!

 

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 (Photo by Aaaya)

今回はレクトリーファーム(Rectory Farm)という街から少し離れたシャレ―に宿泊しました。街の中心部から離れた場所ということもあって、とっても長閑で自然豊かな素敵な場所でした。街へはPay&Rideのバスを利用して市内へ移動しました。往復£3で利用できるのでとても便利でした。

 

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 (Photo by Aaaya)

 

ケンブリッジはロンドンからも車で1時間半程度、電車でもPaddington Stationから1時間半弱で行けますので日帰りでも十分に楽しめると思います。イギリスの国内旅行をお考えの方は是非足を運んでみてください。

 

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 (Photo by Aaaya)

 

他にもイギリス国内観光記事を書いていますので、ご興味のある方は覗いてみてください。

 

jinsei-mawarimichi.hatenablog.com

 

 

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