Aaayaの人生はまわり道 ~Life in the UK~

イギリス生活での日常をシェアしていきます

【最新版】イギリスから日本へ帰国するあなたへ

皆さま、こんにちは。Aaayaです。

 

東京オリンピックは海外からの観客の受け入れを断念するようですね…。ワクチン接種も進んでない日本での開催ですし、各国の状況を考えると仕方ないかなと思う反面、経済への影響を考えると恐ろしいです...。

 

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さて、今回はイギリスから日本への帰国に際して必要な情報をまとめていきます。

 

 

イギリス出国前に必要な手続き

1.コロナウィルス陰性証明書

まずコロナウィルス陰性証明書についてですが、3月19日(3月18日イギリス出発便)から日本への入国者全員コロナウィルス陰性証明書が必要というルールに変わりました。こちらは義務となりますので、持っていない場合には日本へ入国できない事はもとより飛行機の搭乗を断られてしまいます。以前は、日本のパスポート保持者は陰性証明書がなくても入国することができましたが、今後は必ず必要になります。(特に年齢制限はないようなので、乳幼児でも必要とお考え下さい。)

 

年齢の設定について、厚生省からの最新情報です。(追記:2021年3月29日)

 

6歳未満の未就学児の検査について

「原則、子供も含め全員、検査証明が必要になります。しかしながら、同居する親などの監護者に帯同している未就学児の子供(6歳未満)は、その監護者が陰性証明書を所持していれば、その子供は所持していなくてもよしとする。」となりました。

上記の文言から変更となっています。(追記:2021年6月30日)

「ただし、多数の国において、当該国の制度として未就学の子供には検査を実施して
いないことも勘案し、検疫においては、個別の事情をお伺いした上で、同居する親等
の監護者に帯同して入国する未就学(概ね6歳未満)の子供であって、当該監護者が
陰性の検査証明書を所持している場合には、子供が検査証明書を所持していなくても
よいものと取り扱うこととしています。 」(外務省ページより)

 

とあるのですが、これは出発国で子供に対する検査を行っている場合には原則として検査が必要とお考え下さい!

 

テスト(サンプル採取日)は、フライト出発時刻から72時間以内に受けたものでなくてはいけません。

例)3月21日19:00 発のフライト→ 3月18日19:00以降にサンプルを採ったもの

それより前にサンプルを採ったものですと基本的に無効です。

(乗り継ぎ便でイギリスを経由して帰国の方は初めのフライトから72時間前と数えます。)

 

また、有効な検査方法はReal Time RT-PCRやLAMP法、抗原定量検査など限られています。政府が指定する検査内容、また検査結果の記載内容でない場合には無効となることもあるようです。検査を受ける際は、必ず日本に帰国するために検査が必要だという旨をお伝えください。NHSが行っている無料テストや政府が指定する内容に沿っていないものは、検査結果は陰性であっても無効です。検査結果は紙で印刷したものをお持ちいただくか、携帯電話など電子ファイルで提示する場合には、スクリーンショットや転送メールではなく、クリニックやLABからの正規のメール+添付ファイルでお持ちください。

 

有効な採取検体について追記します。(追記:2021年3月29日) (変更:2021年6月30日)

日本入国に際し、現在日本政府が許可している検体は

  • 鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)
  • 唾液(Saliva)
  • 鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合 (Nasopharyngeal and
    oropharyngeal swabs)
    ← 2021年7月1日より

種類に変更となります。これ以外のサンプルで行った検査は原則入国が認められません

Nose, Nasal, Throat またはこれらのコンビネーションで採取した検体で入国拒否となる問題が出ているようです。陰性証明が義務化されるまでは、検査方法の設定について曖昧になっていた部分があったようですが、今後は上記3種類で採取した検査をご利用ください。

 

外務省のリンクを貼っておきますので、こちらから印刷していただくと良いでしょう。

有効な「出国前検査証明」フォーマット|外務省

 

※現在、ロンドンヒースロー空港にも検査場があります。事前に予約が必要なのでフライト当日に検査を受けられるという方は必ず時間に余裕を持って検査を受けられることをお勧めします。下記リンクから予約できます。↓↓

Covid 19 test | Heathrow

必ず日本へ帰国の旨を伝えていただき、正しいフォームをご利用ください。

ヒースロー空港でのテストにも数種類ございます。£85のLAMPテストが日本入国に有効です。

 

2.UK declaration form    こちら5月17日以降不要となりました。

イギリスから国外に出る方はこちらを記入し、携帯する必要があります。(18歳以上の方、但し小児に同伴者が要る場合には代わりに記入していただくのがベストです。)

あくまでイギリスに住んでいる人が国外に出る理由を説明するものとなりますので、帰任などで帰国される方はOther permitted reasons – please specify: のところに日本へ帰国するという旨をご記入ください。フォームは下記GOV.UKページからダウンロードできます↓↓

Coronavirus (COVID-19): declaration form for international travel - GOV.UK

 

日本に入国後必要になる書類等

(※こちらは、イギリスを出国する前か機内での記入をおすすめします。)

3.Web質問票(厚生労働省)

日本に入国後のフォローアップに際してこちらの回答が必要です。回答を進め、最後にQRコードを取得できますので、プリントまたはスクリーンショットしてお持ちください。日本で検疫時に必要です。日本に入国後でも可能ですが、時間が掛かるので事前に用意するのがベストです。(航空会社によっては搭乗手続きの際に配布しています。)厚生労働省リンクはこちらから↓↓

質問票の提出について|厚生労働省

 

4.誓約書

14日間の検疫・隔離に際して誓約するという内容のものです。(機内でも配っているようですが、事前に用意できる方はこちらも事前にご用意ください。)

厚生労働省リンクはこちらから↓↓

誓約書の提出について|厚生労働省

 

5.14日間検疫管理アプリ4種ダウンロード

OEL OSSMA, MySOS SkypeまたはWhatsApp, Google位置情報, COCOA)(追記:2021年7月19日)

厚生労働省リンクはこちらから↓↓

https://www.mhlw.go.jp/content/000752493.pdf

 

※この他に、別途機内配布される書類もありますので、ご利用航空会社または日本到着後に検疫スタッフの指示に従い必要書類をご確認ください。

入国後の流れ

日本に入国後は、再度コロナウィルステストを受けます。そこで陰性であれば、政府の指定する施設で最低6日間の隔離となります。その後3日目、6日目に再度テストを受け、これらが陰性であれば隔離施設からは退所となり自宅または自分で手配した宿泊施設で14日間の隔離を継続という流れになります。ここまでの移動は公共交通機関を使用できません。(こちら2021年6月7日、日本入国より変更となっています。)

※現在、イギリスは「新型コロナウィルス変異株流行国・地域」「B.1.617系統の変異株(デルタ株等)指定国・地域」に指定されていますので、検疫所長の指定する施設で最低6日間の隔離になります。

 

※こちらは2021年3月31日時点での情報であり、状況はめまぐるしく変わります。詳しくは、外務省・厚生労働省・大使館などにお問い合わせください。それらを踏まえて、あくまで参考にしていただけましたら幸いです!また、こちらの情報は「日本パスポート保持者」の方が日本へ帰ることを想定しておりますので「イギリスパスポート保持者」またはその他のパスポートをお持ちの方は手続きが異なります。くれぐれもご注意ください。

 

追記事項

追記:2020年3月29日

1.6歳未満の未就学児の検査について

「原則、子供も含め全員、検査証明が必要になります。しかしながら、同居する親などの監護者に帯同している未就学児の子供(6歳未満)は、その監護者が陰性証明書を所持していれば、その子供は所持していなくてもよしとする。」となりました。

 

2.有効な採取検体について (変更:2021年6月30日)

日本入国に際し、現在日本政府が許可している検体は

  • 鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)
  • 唾液(Saliva)
  • 鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合 (Nasopharyngeal and oropharyngeal swabs) ← 2021年7月1日より種類に変更となります。

これ以外のサンプルで行った検査は原則入国が認められませんNose, Nasal, Throat またはこれらのコンビネーションで採取した検体で入国拒否となる問題が出ているようです。陰性証明が義務化されるまでは、検査方法の設定について曖昧になっていた部分があったようですが、今後は上記3種類で採取した検査をご利用ください。 

 

追記:2021年3月31日

14日間検疫管理アプリ4種ダウンロードについて

現在使用されているAPPは下記の4種類です。

  • OEL (Overseas Entrants Locator)※OSSMAは使用しなくなってようですね...。
  • SkypeまたはWhatsApp ※3月26日以降、WhatsAppの使用も許可されたようです。
  • Google位置情報
  • COCOA

追記:2021年4月30日

14日間検疫管理アプリ4種ダウンロードについて

  • MySOSへ変更になりました。SkypeまたはWhatsAppは使用不可です。その他のアプリに変更はありません。

追記:2021年6月24日

 入国後の流れ

  • イギリスからの入国者への隔離期間は6月7日以降6日間へ変更となっています。

 

追記:2021年7月19日

14日間検疫管理アプリ4種ダウンロードについて

  • OELのダウンロードは不要となりました。今後はMy SOSに集約されますので、最新のアプリがダウンロードされていることをご確認ください。

 

書き連ねていくうちに、なんだかすごい道のりだなと…。

今まで海外で暮らして6、7年経ちますが正直こんなに日本を遠くに感じたことはありません。どうか1日も早くこのパンデミックが終息し、またマスクを外して笑顔で笑える日常が戻ってきますように。

 

皆さまの健康を心よりお祈りいたします。

 

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#海外生活 #イギリス生活 #コロナに負けるな #帰国者情報